大阪市都島区のcafe JINで半年に1回開催されている「シニアディスコ」
先日、NHK総合「ゆう5時」で紹介されました。
「非日常」を求めるシニアたち
シニアディスコは、はる社会福祉士事務所と
他2社の共催で開催している
シニア向けダンスイベントです。
はじまりはコロナ前、
「○○体操はイヤなのよね」という
団塊の世代の女性の一言でした。
当時私は社会福祉協議会で生活支援
コーディネーターという仕事をしていて、
シニア世代の地域活動を支援するのが業務の中心。
地域の「体操教室」や「コーラス」などに顔を出したり、
立ち上げお手伝いする日々でした。
それなりに実績を上げていたのですが、
課題も抱えていました。
「選択肢が少ない」
私が担当する地域では、活動グループの数は
順調に増えていたのですが、
どれも「地域住民同士のつながり」を
大切にする集まりでした。
ということは、「つながり」や
「住民同士仲良くなる」ことが苦手と感じる人には、
選択肢が増えたわけではないということです。
その「つながり」を求めていない、
むしろ苦手と感じている女性からの言葉が
「○○体操はイヤなのよね」でした。
「ディスコみたいに踊りたい」
「昔、学生時代に通い詰めたディスコみたいに
踊りたい」
これが、その方の希望でした。
〇〇体操は、ほぼ同じ動きを一斉にします。
その方にとっては違和感があるそうです。
そんなシニア像を想像したことがなかった
私にとって、
「おもしろい!やってみたい!!」と
直感的に思わせてくれた言葉でした。
運よくDJ経験者が見つかり、
一緒にシニアディスコをやってみようよと
いうことになり、あるイベントの余興にシニア
ディスコを入れました。
それが大盛り上がり。
それを機に、シニアディスコ単体の
イベントを企画し、今に至ります。
次回は11月19日(日)開催
次回のシニアディスコは
2023年11月19日(日)です。
NHKの「ゆう5時」で紹介されたこともあり、
あっという間にチケットは完売しました。
91歳、96歳の超シニアや、
80歳代のご夫婦、親子、大学生、ビジネスマン…
もはや「シニアディスコ」ではなく
「シニアと踊れるディスコ」状態です。
老いも若きも関係ない。
「踊りたい!」
を受け止めます!